第2回 スイッチングHUBのネジたち

弊社でスイッチングHUBを交換することになりました。。
分別廃棄もあることですし、細かく分解してみようと思いまして分解したところ
下記の4種類15本のネジが採取されました。



<数値は実測値>
ネジ部 頭形状 十字穴 L寸 頭径 頭高 ポッチ
マーク
材質 メッキ ネジ
先端
備考 使用本数
M3 サラ #1 4.8 5.9 なし クロメート 荒先 2本
M3 サラ #1 3.9 5.0〜5.1 なし ニッケル 荒先 4本
M3 座付きナベ #1 3.8 7.8 2.2 ニッケル 荒先 ナベ径
5.4
5本
M3 ナベ #1 5.2 5.4 2.0 ニッケル 荒先 4本


現物のネジから数値を出すのに使用した計測器は
 @マイクロメータ(頭径、L寸)
 A頭高マイクロメータ(頭高)
 Bピッチゲージ(ネジ部ピッチ計測)
 C十字穴用食い付きゲージ(十字穴確認)
 Dマグネット(鉄とステンレスの簡易分析用)
の5つです。

<考察>
 HUBのネジはみごとに3ミリの小ネジだけでした。
 ・サラの4本は外装の金属箱をとめているネジ
 ・座付きナベは中の基盤を固定するネジ
 ・ナベの4本は電源部品をとめているネジ
 ・サラの2本は電源をつなぐ部分のゴムをとめているネジ
でした。
今回もポッチマークはあるものないものが混在していましたが、
この手の製品では統一性はないようですね。
4種類がメッキと形状によって4種類とも異なるところから
識別用としてのポッチマークではなさそうです。





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